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人の眼はよくカメラに例えられますがカメラのレンズに相当するのが水晶体です。
若い頃は水晶体はほとんどの方が透明ですが、それが濁ってくることで、白内障という病気になります。
濁ることで、物がかすんで見えたり、まぶしくなり明るいところで見えにくくなったりします。
また一時的に近くが見えやすくなり、眼鏡が合わなくなったり二重三重に見えたりすることもあります。
治療は、点眼薬で進行を遅らせます。しかしある程度進行して、日常生活に不便を感じたりするようになると、点眼薬では回復しませんので手術が必要になります。
現在ではほとんどの方が超音波水晶体乳化吸引術で3mm弱の切開創で手術し、同時に眼内レンズを入れます。
最近では、眼内レンズの進歩により乱視を矯正することもできるようになりました。
当院では、手術は主に日帰り白内障手術で、現在(令和5年12月末)までに11,694例の白内障手術を行っています。
平成29年8月末で10,000例を超えました。
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